料理人の仕事

料理人の世界は実力社会?

料理人は肉体労働

今回は料理人の世界についてのお話になります。

料理人と言えば、真っ先に思い浮かぶのが

肉体労働で体育会系の縦社会で実力主義というイメージが強くあると思います。

これについては結論から申し上げると

‘‘Yes‘‘になります。

早朝から働き始めて深夜0時を超えてまた、早朝に出勤して働くのループ。

これぞ昔からの伝統的な料理人の働き方です。

睡眠時間が少なくて当たり前。休憩すらまともに取れないこともある。

これは料理人の世界ではよくある話です。

ただですね、これって勤めている会社に左右されるので料理人すべてに当てはまるわけではないです。ご安心ください。

法人が運営している店舗なのか、個人事業主が運営しているのかにもよりますね。

今の時代、会社の評判専用のサイトもあるので事前に下調べすることも可能です。

ちなみに私は料理人になる事を若い頃に決断したとき唯一嫌だったのが長時間労働でした

私も約10年料理人の仕事をやり、長時間労働短時間睡眠を何度も経験しましたが今でもバリバリ嫌です(笑)こればっかりは譲れません。超絶嫌です。慣れはしますが、嫌なものは初めから嫌なのでどうにもなりません。

とは言え、このくらい厳しい環境で働いておくと忍耐力や体力的な部分で身につくものがあるので若い頃は厳しい環境に身を置くのは絶対ありだと思います。

勿論、身体だけは気を付けて無理のない程度にですよ。

新社会人の方は中々難しいと思いますが、自分に適した労働環境で働ける様に情報を収集する事も自分自身のための仕事の1つです。

実力主義について

これもそうですね。

努力をして厳しい環境で正しい努力をしている人間には実力が付いてくるのでどんどん上に上がって行くことは必然です。

がむしゃらに仕事をするのではなく必要なことに正しく時間をかける

これが大事です

実力主義については料理人の世界に限ったことではないですし、どの業界でもそうでしょう。

仕事に対して真摯に取り組み、必要なスキルを習得している人間には結果がついてきます。

ですが、上に上がる事がすべてではありません。

上に行けばお金も名声もついてくるでしょう。

それを目標にしている人だっています。

ですが、人それぞれ仕事に対する要求が異なるわけですから。のんびり働きたい人もいるでしょうし、趣味の方が大事な人だっています。

実力主義に興味がなければ、競争する必要もありません。

私は競争したがりなので、競争を好む側ですが(笑)

仕事は各々の価値観で行いましょう。

フライパンが飛んでくる!?

「てめぇ何やっとんじゃあぁぁあぁぁああぁあ!!」

ガッシャ―ン。

ってことは私は遭遇したことはないです。

上の世代の方々にお話しを聞くと、必ずと言っていい程聞きますけどね。

これも時代の流れです。

今のご時世はこういう事している人間は極僅かだと思います。

ハラスメントだなんだと直ぐに騒ぎ立てる時代ですから。

料理人の世界の昔ながらの厳しさって今は少なくなった様に思います。

皆さんの店舗とかではどうでしょう?

厳しさがあるからこそ、緊張感が生まれて美味しい本気の料理が作れる率も上がると思うんですけどね。

料理人の仕事はある種のスポーツなので、緊張と緩和は大事です。

今は厳しい指導等も以前よりは見なくなった。良い事でもありますが悪い事でもあると個人的には思います。

とは言え、楽しく働けることが1番です!

これから料理人になろうとしている方へ

料理が好きなだけでは続かない。のは事実ですが

料理が好きじゃなければもっと続かないです。

料理人の仕事は楽しいです。好きなら迷わずやりましょう。

人の意見に左右されず自分で体感するのが1番です。

まとめ

料理人の仕事はほぼイメージ通りの仕事ですが

現代においては働き方改革等により変わってきている店舗も多数存在し、昔ほど劣悪な環境ではありません。

いずれにせよ、自分の価値観と合致した店舗

「絶対にこの店舗!」

と思える店舗で働くことがより料理人の仕事を楽しむポイントです。