調理師学校の必要性
今回は調理師学校に行く必要性があるのかというお話です。
これから調理師学校に行こうと思っている方もいらっしゃると思います。
まず、調理師学校に行く必要性ですが
全くない
と個人的な考えですが断言します。
調理師学校に行くくらいなら大学に行くことを推奨します。
なぜかって、調理師学校に行って得られるものがかなり限定的だから。
メリットとデメリットの部分でお話しします。
調理師学校のメリット
1.調理師免許が最短で1年で取得出来る
2年の調理師専門学校が多いですが、1年制の学校もあります。
1年制だと勉強も散々しないといけなく大変じゃないの?と思うかもしれませんが、学校に通い必要なカリキュラムをこなして卒業するだけで難しくないので安心してください。
最短1年で免許を取得可能というのは、学校ならではですね。
2.料理人を志す同志と出会える
モチベーションは各々違えども、同じ料理人を志している共通の目的を持った仲間が集っているので刺激になるでしょう。
将来的に料理人を続けていれば仕事で関わりを持ち、一緒にコラボしてイベントを行うという事を出来る可能性も高まります。
ライバル的な人であったり、自分とは異なるジャンルの料理を志している人だったりと、将来につながる様々な出会いがあるでしょう。
3.有名店の料理長の講座を受講出来る
都会の学校とかだと、有名店のシェフの講座を受けれますね。
有名な実績のある料理人に直接指導してもらえることっていうのは良い経験になります。
憧れているシェフの指導であれば尚更ですね。
4.人間関係の幅が広がる
料理とは別の部分で、例えば調理師学校に通った事で一生涯のパートナーと出会う可能性だってあります。
それが学校なのか、はたまたバイト先なのか。
いずれにしても学生だからこそ出会えた出会いってありますよね。
良くも悪くも人間関係の幅が広がることは良い事です。
調理師学校のデメリット
1.時間とお金がかかる
シンプルに
調理師免許を取得するだけのために何百万のお金がかかります。
調理師免許が社会的に役に立つ、希少な難関資格であれば何百万とかけても良いでしょう。
ですが、調理師免許を持っているからといって強みになるわけではありません。その様な資格を取るために何百万のお金と時間を注ぐのは費用対効果があまりにも悪すぎると言わざるを得ません。
2.調理師免許を取得するだけ
授業を受けて実務のレベルを上げる事は可能でしょう。
ですが、これって学校に行かずとも現場で習得出来ます。
むしろ就職して現場で働いた方が数もこなせて体に身に付きます。
なので結局、免許を取得するだけになってしまう可能性が高いのです。
3.料理が上手くなるわけではない
調理師免許を取得したからと言って料理が上手くなるわけではありません。
根本的な技術に触れた程度で料理が上手くなったわけでもなく、更に仕事が出来るようになったわけでもないのです。
結局通った方がいいの?
私自身の考えは、調理師学校に通うくらいなら大卒の肩書を優先していただきたいです。
大学在学中に有名店でバイトだって出来ますし、人間関係の幅の広がりも多様にあります。
と、ここまで調理師学校に対して否定寄りの意見を述べてきましたが
ぶっちゃけ
調理師学校に通おうが通わまいが、どちらの選択でも良いと思います。
人それぞれ求める事って違うので、得られる事も感じる事も様々です。
学費等の費用を支払う余裕もあって、何より本人に行く目的があるならそれでいいと思います。
まとめ
調理師学校の必要性について触れましたがいかがでしたでしょうか。
料理人になるために調理師学校は必須ではありません。
ですが、そこでしか出来ない経験もあります。
良く考えて決めるのも、なんとなく行くのも
個人の感性次第なので
納得の行く答えを見つけて決断しましょう。